第1回「ガイダンス/はしがき」
■事前準備
- 第1回は講義全体のガイダンスの予定なので特に事前の学習は必要ありません
- 必須ではないですが、興味のある方は以下のウェブサイトを閲覧してください。教科書や副読本の著者たちが各々それぞれの学問や著書について語っています
■レジュメ
〇「地方自治」とは
・「中央」と「地方」という構図
・政治学における「地方自治論」の位置づけ
・バーニングが「地方自治論」を専攻したわけ
〇テキストの紹介
・本書の構成や特徴
・バーニングが「地方自治論」を専攻したわけ
〇テキストの紹介
・本書の構成や特徴
・学んでほしいこと(学びのポイント、到達点など)
〇テキスト「はしがき」を読む
・「地方自治」と一般市民との関係
→機能している時は意識されづらい。機能しなくなった時に重要性に気付く
→ex.水道:総務省自治財政局公営企業経営室(2018)「水道事業についての現状と課題」(PDF)
→ex.2 保育:厚生労働省子ども家庭局保育課(2021)「保育を取り巻く状況について」(PDF)
・地方自治体、地方公共団体、基礎自治体、市町村(市区町村)
→ほぼ同じものを指すが、なぜ呼称が違うのか
・地方政府と中央政府
→地方政府の「自律性」を考える(本テキストの重要なアプローチ)
・自律性Ⅰ:地域社会に対する地方政府の自律性
→住民は地方政府の主人公であり、行政の顧客(行政サービスの受益者)でもある
→地域社会(地域住民、団体)と地方政府はしばしば対立する
・自律性Ⅱ:中央政府に対する地方政府の自律性
→地方政府の権限の所在、税財政の仕組み
・行政サービスの供給の実態
→教育や福祉を題材に考える
→いずれも中央政府、都道府県、市区町村が協働してサービスを供給する領域
・地方自治は二つの自律性のはざまで展開されている
→二つの自律性のはざまで、着地点を探すことが重要
■板書
■参考文献
- 山口慎太郎(2021)『子育て支援の経済学』日本評論社
コメント
コメントを投稿